胸骨圧迫、心臓マッサージの方法
胸骨圧迫、心臓マッサージのやり方の紹介が有りましたので紹介します。胸骨圧迫で重要な事は
「絶え間なく継続」
する事。
圧迫する位置は心臓にの真上になりますが、場所を勘違いしている人もいます。
どこだと思いますか?
心臓は、左にあると思っていたのなら少し訂正を、心臓はほぼ中央にあります。
ですから、心臓の真上は中央と思ってそこへ合わせて行うようです。
講習では手の親指の付け根を、そこへ当ててその上にもう一方の手を重ね、指と指を挟み込み密着をさせ行うと良いとの事。
胸骨を圧迫する際は、押す力を逃がさない様に肘を曲げずに突っ張り棒のようにして、真上からぐっと押します。
強さ:胸が沈む深さの目安がが5cmなので結構な力が必要です。
速さ:1分間に100回押す間隔になりますので1秒毎では遅い事になります。0.6秒毎に押す速さが良い。
皆さんが知っている歌で例えられていました。
童謡の「もしもし亀よ亀さんよ♪」のリズムがちょうど良いとの事で、それに合わせて押すと100回/分位になるそうです。
胸骨圧迫は力と速さが重要になりますが、力も入り結構速いのでこれを絶え間なく行うとなると持久力はかなり必要かと
思います。
しかも救急車がくるまでとなると。
一人では限界あるので協力を仰ぎ、交代しながら行う事も重要です。
また、AEDを併用する場合は、処置の準備中でも心臓マッサージは続ける事が望ましいとの事。
難しそうですが、119番へ救助の電話をした際、指導を受けながら心臓マッサージを行ったケースもあるようです。